INTERVIEWインタビュー

100年企業への道を共に

島本正吾代表取締役

年齢 1980年生まれ
創立 1965年2月6日
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半世紀にわたる軌跡が現在の姿を創出

当社は創業者・竹之内晃が1965年に設立してから、早いもので半世紀以上の歴史を積み重ねてきました。設立当初は前回の東京オリンピックによる社会インフラ整備の波に乗って、東京・神奈川エリアにて電気土木工事・接続工事・設計業務・測量業務・機材運搬業務の仕事に携って参りました。

「電気の仕事」と言ってもさまざまな分野があり多岐に渡りますが、当社はその中でも主に「無電柱化工事」に関わる専門会社として実績を積んでいます。まさに時流を捉えた事業と言えます。

無電柱化工事は、今後もビッグマーケット

無電柱化工事は、現在、主に首都圏の繁華街や世界文化遺産などの観光地でしか進められていません。ということは、未着手の地が数多く残っているということです。まさに、我々の力を十分に発揮できる舞台が待っているのです。。

晃陽電設は無電柱化に関わる仕事において、「測量・設計・機材運搬・工事・接続」を一貫して取り組める力を持っています。こうしたエキスパートな会社は日本全体で数えてもそう多く存在しません。

「エキスパートとしての挑戦」を続けます

晃陽電設には多くの部門があります。これから道を共にしていただける方には「向上心」と「チャレンジ精神」を持って一緒に挑戦してもらいたいですね。

状況が良いときでも悪いときでも「一歩先へ」を忘れる事なく、ひとつの事を極めるために信念を曲げない人。これこそ、官公庁の仕事を含め、電気と土木仕事のエキスパートとして100年企業をめざす当社にとっての至宝になるはずです。

来たれ!
自分の仕事にプライドをもてる人

山本健太郎工事部長

年齢 1975年生まれ
所属部署 電力工事部
入社 1993年
前職 新卒入社

地域の社会と人のために

晃陽電設は創立当初から「地域社会への貢献」を理念として掲げ、電気工事による多様な実績で地元のコミュニティのみなさんに快適な暮らしをお届けしてきました。

最近だと、大型台風などの災害に備えて東京都も推進する無電柱化に対応する仕事が代表的な例。電柱に変わるものを地中に埋設する工事ですね。もちろん、景観美化という環境的な目標も達成できるプロジェクトです。

忙しいだけど、人材不足

「オリパラ」を控えている事もあって、業界の雰囲気は活性化しています。しかし、土木関係に携わる人が非常に不足しているのが現状。「仕事はあるけど、技術者が足りていない」という状況が年々、色濃くなっています。

たとえば、道路仮設工事で交通整理する警備員が揃えられなくて、現場が止まってしまう事もあるようです。国道・都道などの場合、この仕事は「交通誘導警備業務検定2級」を所有している人がいないと行えませんからね。

電力工事を一気通貫でできる会社

そんな業界の状況は、当然、当社にも影響を与えています。ですから、昔から脈々と継承されている「電力工事を一気通貫して行う」というアドバンテージを今後も描いていくにも、新鮮な力は欠かせません。

電工・土木・測量・設計・運搬・接続。この一連の業務を1社で完結できるのは、晃陽電設以外にはなかなか見当たらないと思います。自分たちで築いた電柱がない街並み…この壮観さを一緒に感じてくれる人をお待ちしています。

街に残る仕事、
未来につながる仕事

中村寛総務部長

年齢 1955年生まれ
所属部署 総務部
入社 1983年
前職 新卒入社

自分の力の形跡を築く事ができます

最近は地震や大型台風、豪雨などが頻発する事で社会インフラが壊滅し、暮らしが麻痺してしまうケースが増えています。そんな危機的な状況に備えて現在、進められているのが無電柱化プロジェクトです。

このように街に形として残る仕事は、未来の社会に確実につながる仕事だと思います。ですから、電気土木工事は単なる「きつくて汚い仕事」ではありません。ちゃんと自分の力の形跡を築くことができる仕事なのです。

会社のバックアップ体制は万全

社員がそれぞれステップアップできるよう、会社では万全の体制が整えられています。たとえば、資格取得制度ですね。電力、土木、設計、測量など、各々にふさわしい資格を取得できるよう研修の時間と費用を用意。もちろん、受験費用もサポートされます。

めざす資格を取得できれば自信が高まるばかりではなく、ひとつ上のランクの仕事に取り組むことができます。そして会社はもちろんクライアントや関連会社の信頼度が向上し、社会的なステイタスも揺らぎなきものになるはずです。

自分に適合した職種を選べる部門の多様さ

電力土木工事について詳しい人は少ないと思います。確かに専門的な分野ではありますが、当社にはさまざまな事業部門があって、その中の業種も多様です。その中から、自分を活かせそうな仕事、なんとなく関心のある仕事を見つけてみればどうでしょう? 一度、始めた仕事の内容が「どうも合わない」と思うような時には、部署を異動する事も可能です。社員のポテンシャルを最大限に引き出す事も、会社にとって大きなミッションですからね。

この仕事も、
現場で始まり現場で終わります

富永康嗣地中配電設計

年齢 1969年生まれ
所属部署 技術部
入社 1993年
前職 新卒入社

入社後は現場で監督業務を経験

大学で電気を学び、入社しました。入る前は机の上でクリエイティブな仕事をするというイメージを持っていました。しかし実際に配置されたのは現場の監督業務で20年弱、続けました。最初はすんなり仕事に馴染めませんでしたが、現在の設計という業務を遂行していくうえで不可欠な事だったと思っています。現場での工程や状況を深く知らないと、やはりこの仕事はやっていけないと痛感していますね。

設計したプロジェクトが完成した時の喜びはひとしお

他の部門と同様、設計の仕事も絶える事はありません。ですから、仕事は何件も掛け持ちで処理する事になります。忙しい時は一週間に4〜5本。でも、今はコンピュータで図面を描けるので、そんなに厳しい件数ではありませんよ。

ひとつの作品を造り上げた時は充実した達成感を味わう事ができます。私たちは普通の暮らしでは見えない地中のプロジェクトを創造する事になりますが、社会の重要なインフラですから完成した時の喜びはひとしおですね。

まずは地中配電設計の事を知ってほしい

現在、地中配電設計に携わる若い人たちが非常に少ないようです。神奈川県は特にその傾向が強いようで、どうしても架空業務(電柱に関する業務)に向かう人が多い。原因としては、地中配電設計という仕事が認知されていないからでしょうね。このままいってしまうと、近い将来、地中に電線が敷設できなくなってしまうかも。そんな危惧が広がらないように、業界全体で取り組む必要があります。若い人には社会的需要が高いこの業務の事を少しで良いので調べてみて欲しいですね。

まずは、
コミュニケーションからスタート

松野竜太現場管理

年齢 1980年生まれ
所属部署 電力工事部
入社 2003年
前職 運送業務

すべてが初めての事で、驚きの連続

晃陽電設に入社する前は、運送会社で働いていました。ですから電力工事にはまったく縁がなく、ここでの入社直後は新鮮な事ばかり。大がかりな穴掘り、見たこともない太さのケーブル…まさに驚きの連続でした。

最初の9か月は、関電工に出向して実体験を交えながらの勉強でした。晃陽電設への発注主である東電との仕事の流れを修得するためのトレーニングですね。品質とか工程、安全性の確保などを学びました。このおかげで、電力工事の基礎を理解する事ができたと思っています。

大規模な地中化工事を終えた光景は格別

業務内容は、工事責任者としてやるべき事が多様にあります。工事の進行、予算の調整、出先への対応など、実に様々。特に1年くらいかかる長期間の仕事では、安全性確保とか人材調達とか気苦労する事はたくさんありますが、工事が完了した時に電線が無くなったり、街並みが綺麗になったのを見ると「この仕事をしていて本当に良かった」と感じますね。

仕事は地中化工事だけではありません。ビルとかマンションに電気を繋ぐ仕事、不要になったケーブルを撤去する工事、電柱を移設する工事など、いろいろな仕事を管理しています。

自信をもって仕事を楽しみましょう

現場を管理する仕事も、他の仕事と同じで「コミュニケーション力」は欠かせません。クライアントとの関わりはもちろん、協力会社や実際に工事しているスタッフとか、工事周辺にお住まいになっている方などとの交渉も業務として行います。特別に話し上手である必要はなくて、飾り立てることなく自分の言葉で自信をもって話せばいいような気がします。

小さな事が
大きな成長につながるきっかけに

中村幸治地中配電設計

年齢 1965年生まれ
所属部署 電力工事部
入社 1983年
前職 新卒入社

誇りをもって続けられる「接続」の仕事とは

私が担当している接続業務は、地中配電工事の中で6000ボルトの「地中高圧ケーブル」を接続したり、電信柱から住居やビルに電気が流れるように繋ぐ仕事です。世の中ではあまり認知されていない仕事だと思いますが、私のようなプロがいなければ、皆さんがいつもお使いになっている電気は「無」に帰してしまいます。そういう意味でも、誇りを持って続けられる仕事だと自負しています。

覚えるには時間がかかりますが…

接続の仕事は職人技であって、1年とか2年くらいで覚えられるものではありません。個人差はありますが、場数を踏んでだいたい10年くらいでやっと任せられるようになります。

もちろん、卓上の勉強だけでは立ち行けない場面は多々あります。例えば高圧の電気を扱うので、ひとつでも手順を間違えると大変な事になります。小さな思い違いや錯覚などのヒューマンエラーは、出てきてもおかしくありません。しかし、それらを防ぐ為に「最終確認は複数メンバーで絶対に行う」事をチームのスタッフに徹底するようにしています。

先輩の退社が成長につながりました

あることが誘因となって、レベルアップすることは誰にでもあると思います。私の場合、そのタイミングが入社して1年くらいにありました。すぐ上の先輩が退社する事になって、その業務を私が担当する事になったのです。最初はさすがにきりきり舞いでした。しかし、同期の者と切磋琢磨しながら励んだ結果、成果も出るようになって、2〜3年後には急成長を自分で認識できるまでになったのです。それからは、仕事が楽しくてしようがなかったですね。今振り返ると、「いい環境だった」と思えます。

謙虚な姿勢を忘れなければ、
自然と打ち解けます

渡邉恵太測量

年齢 1979年生まれ
所属部署 技術部
入社 平成29年入社
前職 都市ガス配管設計/埋設物調査

転職条件にピタリと合ったのが晃陽電設

転職するポイントとして、次のような事を決めていました。 ①ライフライン関連の会社 ②図面を描く業務 ③経験や年齢が無制限 ④完全週休2日制 ⑤社会保険完備 ⑥通勤時間が比較的短く経路も簡便…これら6つの条件に合ったのが晃陽電設でした。

現在の業務は、主に「電柱工事・電気ケーブル工事の影響内にある境界杭や基準点が工事前後で移動しないか」を確認し、「移動や撤去の際に元どおり復元できるように測量」を行っています。また、ケーブル工事の設計に伴う地形測量にも取り組んでいます。

的確で吸収しやすい実務的な指導

入社する前まで似たような仕事をしていたので、現在の仕事はまったくの異業種までとは言えませんが、やはり「新しい事を手掛ける不安や緊張」みたいなものはありましたね。でも、実務経験の長い先輩達からの指導が分かりやすいので、しっかりと覚えられている感覚。未経験でも不安は大きくありません。それに、先輩たちとは年代が近い事もあって人間関係は築き易かったですし、家庭都合での休みをとる時の周囲の雰囲気も恐縮するような感じではありませんでした。

朗らかな空気のなかで成長を実感

測ってきた点がつながって線となり面となる…ずっと図面を描いてきた私にとって、今の仕事はかなり面白いです。それに、以前の設計会社で測量チームのスタッフが言っていたことや苦労していた事が身を持って理解できました。「成長実感」だと思い、日々の仕事に勤しんでいます。

職場の雰囲気は、「朗らか」という表現が最適でしょう。ギュウギュウに管理されている感じはかなり少ないですね。誤解をおそれずに言えば、良くも悪くも「ゆるい」ところでしょうか。機械の部品にも「あそび」は必要ですから、成長し続ける企業には不可欠な要素だと思います。既に人間関係が構築されている中に入っていくのは不安だと思います。しかし、謙虚な姿勢を忘れなければ自然と打ち解けるはずです。